北海道釧路市にある北海道立釧路芸術館では、2023年7月1日(土)から同年9月3日(日)にかけて、展覧会『開館25周年記念 ヨーロッパ近代絵画の巨匠たち モネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、マティス… 笠間日動美術館コレクション』を開催。

笠間日動美術館は、茨城県笠間市にある美術館です。日本の近・現代の作品や、西洋(特にフランス)の近代美術などを3,000点以上所蔵しています。本展覧会の開催に合わせ、笠間日動美術館の所蔵作品のうち24点が北海道立釧路芸術館で展示されます。

モネにルノワール、セザンヌなどヨーロッパの巨匠の作品が一堂に会する展覧会

本展覧会では、モネ、ルノワール、セザンヌなど10名以上のヨーロッパの巨匠の作品が展示されます。モネは『ヴェトゥイユ、水びたしの草原』、ルノワールは『泉のそばの少女』『西洋かりんの木』、セザンヌは『聖アントニウスの誘惑』が登場します。

ほかにもピカソの『女の顔』や、マティスの『窓辺にすわる女』なども展示予定です。同時代に活動した複数人の画家の作品を一度に鑑賞できるのは、またとない機会。ぜひ展示室に足を踏み入れて、当時の芸術界の潮流を体感してみてください。

夏休みの美術館体験に!子どもも楽しめるイベントを開催

本展覧会の期間中は、映画の上映や子ども向けの工作コーナー、親子で切り絵・切り紙の体験ができるアトリエコーナーといった子どもも楽しめるイベントを開催します。映画は、7月29日(土)に「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」、8月26日(土)に「クリクリのいた夏」を上映する予定です。

もちろん、ギャラリー・ツアーや朗読会といった大人向けのイベントも実施します。ギャラリー・ツアーでは展示室内を巡りながら、美術館の学芸員による作品の解説を聴けます。朗読会では、本展覧会に作品が出品されているマリー・ローランサンや彼女の恋人などが執筆した詩・小説を聴きながら、絵画を鑑賞することが可能です。

展覧会概要

会期2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日)
会場北海道立釧路芸術館
〒085-0017釧路市幸町4丁目1番5号
開館時間9:30~17:00
※7月7・21日、8月11・18・25日は9:30~19:00
休館日毎週月曜日
※祝日の場合は開館し、翌平日が休館
入館料一般1,000円、高大生500円、小中生200円
※10名以上の来館で団体料金を適用
公式サイトhttps://www.kushiro-artmu.jp/schedule/#event789