東京都台東区にある東京都美術館では、2023年1月26日(木)から同年4月9日(土)までを会期として、「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」を開催。

レオポルド美術館は、オーストリアのウィーンにある美術館です。膨大な数のオーストリアの現代美術作品を所蔵しており、その中にはエゴン・シーレのものも含まれています。本展は19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍し、芸術界に強烈な印象を残したエゴン・シーレの生涯を振り返る展覧会です。

東京では30年ぶりのエゴン・シーレ展!代表作50点を展示

本展は、東京では30年ぶりに開催されるエゴン・シーレ展です。本展に登場する総作品数約120点のうち、50点はエゴン・シーレが制作したもの。最年少で美術学校に入学するも、保守的な考えが合わずに退学したり、当時は過激とも捉えられた創作活動のため逮捕されたり、波乱万丈な人生を送りながら制作した作品が集結します。

主な展示作品は、『ほおずきの実のある自画像』『装飾的な背景の前に置かれた様式化された花』『母と子』など。わずか28年の短い生涯で、エゴン・シーレが生み出した作品群の濃厚な世界観を堪能できる展覧会です。

エゴン・シーレと同時代に生きた芸術家の作品も登場

クリムト、ココシュカ、ゲルストルなど、同時代に生きた芸術家の作品も展示するのが本展の特色の1つ。エゴン・シーレと同様に若いころはウィーンで学び、自分だけの芸術スタイルを確立した人物ばかりです。エゴン・シーレだけでなく、彼を取り巻くウィーンの芸術環境も合わせて堪能してみてください。

展覧会概要

会期2023年1月26日(木)~2023年4月9日(日)
会場東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
開館時間9:30~17:30
※金曜日は20:00まで
※入室は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日
入館料一般2,200円、大学・専門学校生1,300円、65歳以上1,500円、小学生~高校生・18歳以下は無料
※大学生・専門学校生は1月26日(木)~2月9日(木)に限り無料
※障碍者手帳などの所有者とその付添人1名までは無料
※事前に来館日時の指定予約が必要(入館料が無料の方も)
公式サイトhttps://www.egonschiele2023.jp/