江戸時代の絵師・伊藤若冲の絵画を西陣織で再現した展覧会が20日、西条市神拝の市総合文化会館で始まった。若冲代表作の花鳥画「動植綵絵(さいえ)」の掛け軸など60点を展示。江戸絵画と最新の工芸技術が融合した作品が楽しめる。23日まで。

作品は京都市の織元「西陣美術織工房」が制作した。若冲生誕300年(2016年)、西陣織誕生550年(17年)を記念し、若冲の絵画をモチーフにした織物作りを本格化。同展は全国約150カ所で開催してきた巡回展の一環で、県内ではこれまでに宇和島・今治・西予の3市で実施している。

展示は午前10時~午後5時(23日は午後4時)。入場無料。

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(愛媛新聞)