愛媛県松山市にある愛媛県美術館では、2023年5月3日(水・祝)から同年7月2日(日)にかけて、特別展『愛媛県美術館開館25周年記念 大竹伸朗展』を開催。

大竹伸朗氏は東京で生まれ育ち、1988年以降は愛媛県宇和島市を拠点に活動している現代芸術家です。美術ジャンルを問わず絵画・版画・彫刻・建築・映像などさまざまな作品を生み出しており、二大国際展のドクメンタ(2012年)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)に参加した実績もあります。

本展覧会では、愛媛県立美術館の開館25周年を記念して、大竹伸朗氏の作品を一挙に展示。とても見ごたえのある構成になっています。

いくら時間があっても足りない!500点もの作品が集結

今回の展覧会で展示する作品の数は、なんと500点!大竹伸朗氏の軌跡を7つのテーマに分け、そのテーマに当てはまる作品をたっぷりと紹介します。

大竹伸朗氏が拠点としている宇和島市ゆかりの『宇和島駅』、最新作の『残景』とスクラップブックなど、見ごたえは満点です。なかには迫力のある立体大型作品もあるとのことで、大竹伸朗氏の世界に心ゆくまで浸れるでしょう。

また、本展では宇和島市や松山市にある道後温泉本館と連携した、特別な展示も実施します。長年愛媛県で活動を続けている大竹伸朗氏の、地元に対する想いも伝わってくるでしょう。

専用アプリを使うと、自分のスマホがガイドになるサービスも実施

「Catalog Pocket」というアプリをインストールし、「大竹伸朗展」で検索すると、展覧会の作品リストとセクション解説を読んだり、音作品を聴いたりできます。手にスマホを持ち、正面にある作品と交互に見られるので、より展覧会を楽しめるでしょう。展示室内で音作品を聴く際は、イヤホンを使うとより臨場感を感じられます。

展覧会概要

会期:2023年5月3日(水・祝)~2023年7月2日(日)

会場:愛媛県美術館

   〒790-0007 愛媛県松山市堀之内

開館時間:9:40~18:00

     ※入館は17:30まで

休館日:毎週月曜日

    ※2023年6月5日(月)は開館し、2023年6月6日(火)を休館とする

入館料:一般1,500円、高大生900円、中学生以下無料

    ※20名以上での来館の場合は団体料金を適用

    ※障がい者手帳をお持ちの方とその付添人1名は無料

    ※満65歳以上の方は、年齢確認できるものを提示すると100円引き

公式サイト:https://www.ehime-art.jp/index.php