ボーダレス・アートミュージアムNO-MA　絵になる風景

滋賀県近江八幡市にあるボーダレス・アートミュージアムNO-MAでは、2022年8月11日（木・祝）から同年11月6日（日）にかけて、「絵になる風景」をテーマにした展覧会を開催。風景は、その土地で生まれ育った人、旅行で訪れた人、たまたま立ち寄った人など、同じ場所でも立場が変われば見え方も異なります。とある風景を見たときの心象を具現化した作品を、心行くまで堪能しましょう。本展覧会では触る鑑賞ツールのような、見えにくい・見えない人への鑑賞方法も用意しています。

7名の作家の作品が集結

本展覧会では、古久保憲満や衣真一郎など全7名の作家の作品が集結します。古久保憲満が制作した『3つのパノラマパーク 360度パノラマの世界「観覧車、リニアモーターカー、ビル群、昔現末、鉄道ブリッジ、郊外の街、先住民天然資源のある開発中の町」』は、全長10mの絵巻物。5年半かけて描かれた緻密な筆致は必見です。

衣真一郎は、地元群馬県の山並みや田畑をテーマにした作品を発表している画家。本展で展示される『横たわる風景』では、豊かな緑と穏やかな街並みをカラフルな色使いで表現しています。このほか、ドゥ・セーソン、畑中亜未、福田絵理、古谷秀男、三橋精樹の作品も展示。シンパシーを感じる作品を見つけに、ぜひ本展を訪れてみてください。

10月29日（土）に写生イベントを開催

本展覧会では、イベントの1つとして10月29日（土）に写生イベントを開催する予定です。行き先は、琵琶湖に浮かぶ「沖島」。島のほとんどが木々に覆われている沖島には、港・砂浜・神社など絵を描きたくなるスポットがたくさんあります。1日かけて、じっくりと作品を制作しましょう。定員は10名、予約必須です。予約は電話・FAX・メールからできます。

展覧会概要