現代アートとは、社会や政治への批判を表すような作品や、現代の世の中のあり方や情勢を反映したような作品のことを指します。
現代アートのはじまり
1917年、マルセル・デュシャンの『泉』という作品の登場で、現代アートの考え方が始まりました。
男性用の小便器を横に倒したものに、R.Muttという署名をし『Fountain』というタイトルが付けられた作品です。
一見、アートのようには見えない作品に対して、「この作品は何か?」「アートとは何か?」という思考を能動的に巡らせるものであり、考えることで楽しむアートであると読み取ることができます。
この作品がきっかけで、『現代アート』の考え方が広まっていきました。