名古屋市東区にある愛知県美術館では、2025年1月18日(土)から同年3月16日(日)にかけて、企画展『パウル・クレー展 ─ 創造をめぐる星座』を開催。パウル・クレーは、20世紀に活躍したスイス出身の画家です。
ドイツのミュンヘンで絵を学び、個展の開催や展覧会への出品などを行っていました。第一次世界大戦の従軍やナチス政権からの迫害を経験しながらも、制作活動を続けます。本展は、そんなパウル・クレーの生涯を振り返る展覧会です。
スイスのパウル・クレー・センターとの学術協力のもと展覧会を開催
本展は、スイスにあるパウル・クレー・センターとの学術協力のもと開催します。展示室には、クレーにとって転機となったチュニジア滞在時に描いた『チュニスの赤い家と黄色い家』、第一次世界大戦中に制作された『アフロディテの解剖学』、ドイツの美術学校のマイスターに就任してから描いた『赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー』など、さまざまな作品が登場します。
パウル・クレーのほか、クレーと交流があった芸術家の作品との比較や当時の資料についても展示予定。パウル・クレー生涯の活動を、さまざまな視点から振り返ることができる展覧会です。
会期中は学芸員によるスライドトークを毎月1~2回開催
愛知県美術館では本展の開催に合わせて、学芸員によるスライドトークを毎月1~2回開催します。スライドトークでは展示の説明を受けて、鑑賞のポイントを知ることができます。所要時間は毎回40分、定員は180名です。事前申込は不要なので、より作品や作家への理解を深めたい方はぜひ参加してみてください。
展覧会概要
会期:2025年1月18日(土)~2025年3月16日(日)
会場:〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階
愛知県美術館
開館時間:10:00~18:00
※金曜日は10:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日、2025年2月25日(火)
※2025年2月24日(月・振休)は開館
入館料:一般1,800円、大学・高校生1,200円、中学生以下無料
※学生・生徒は学生証(生徒手帳)を提示
※障がい者手帳等をお持ちの方本人と付添人1名まで半額
※20名以上の来館で団体料金を適用
公式サイト:https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/paulklee_aichi/