大阪市天王寺区にある大阪市立美術館では、2025年7月5日(土)から同年8月31日(日)にかけて、特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」を開催。ゴッホは、オランダ出身のポスト印象派の画家です。
彼の死後、弟テオの妻ヨーは膨大な数のコレクションを管理し、作品を展覧会に貸し出したり、手紙を整理したりしました。さらにその息子はフィンセント・ファン・ゴッホ財団を設立し、コレクションの散逸を防ぎます。
本展は、そんなゴッホの家族に焦点を当てた展覧会です。ファン・ゴッホ美術館の所蔵作品を中心に、日本初公開の手紙や、家族が守り続けてきた作品を展示します。
ゴッホの初期から晩年の作品を30点以上展示
本展ではファン・ゴッホ美術館所蔵の作品を中心に、ゴッホが描いた作品を30点以上展示します。主な展示作品は、1885年に作られた『女性の頭部』や、1887年-1888年制作の『画家としての自画像』などです。
ほかにもゴッホが個人的に集めた作品や、ゴッホが書いた手紙が登場します。手紙は初来日のもので、計4通を展示予定。ゴッホの制作活動と家族の努力を同時に感じられる展覧会です。
ゴッホの作品を映した映像を幅14m超のスクリーンで上映!イマーシブ・コーナーも必見
本展では幅14mを超えるスクリーンを用意し、ゴッホの作品を映すイマーシブ・コーナーを設けています。『花咲くアーモンドの枝』や『ひまわり』といった名作の映像も紹介される予定です。巨大スクリーンだからこそわかる、繊細な筆づかいや絵の具の使い方は必見です。
展覧会概要
会期:2025年7月5日(土)~2025年8月31日(日)
会場:〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
大阪市立美術館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
※毎週土曜日は9:30~19:00(入館は18:30まで)
休館日:毎週月曜日、2025年7月22日(火)
※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、8月12日(火)は開館
入館料:一般2,200円、高大生1,300円、小中生500円、未就学児無料
※土日祝日は日時指定予約優先性
※20名以上での来館で団体料金を適用
※障がい者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料(要証明)
※4月28日(月)~7月4日(月)の間は前売券を販売
公式サイト:https://gogh2025-26.jp
