東京都港区にある国立新美術館では、2024年8月7日(水)から同年11月11日(月)にかけて、企画展『田名網敬一 記憶の冒険』を開催。田名網敬一は、1936年に東京都で生まれた現代アーティストです。2024年8月9日に亡くなるまで、60年以上にわたり多彩な芸術活動を行ってきました。

本展は、そんな田名網敬一の大規模回顧展です。初公開の新作を含む、さまざまな作品を展示します。

60年以上もの創作活動を振り返る展示内容

田名網敬一は幼少期の戦争の経験と、戦後に触れたアメリカ文化を背景に、カラフルな作品を制作してきた芸術家です。自身の過去の経験を呼び起こした、エネルギッシュな作品が多いのが特徴。また、長いキャリアを積み上げるのに合わせ、Mary Quantやadidas、八代亜紀等、多くの企業・アーティスト・作品とのコラボも実施しました。

本展では、1967年の「NO MORE WAR」シリーズ、結核で約4ヶ月入院した経験をもとに制作した「常磐松」シリーズ、コロナ禍の最中に制作した「ピカソ母子像の悦楽」シリーズなどを展示します。絵画だけでなく立体作品や資料も登場し、とても見ごたえのある内容です。

田名網敬一の作品をイメージしたグッズも登場

国立新美術館では本展の開催に合わせ、特設ショップで田名網敬一の作品をイメージしたグッズを販売します。販売する商品は、Tシャツ、トートバッグ、靴下などです。展覧会の会期中にグッズを随時追加することを予定しているので、展示室を見終わったら特設ショップに立ち寄ってみるのも良いでしょう。

特設ショップの利用は、展覧会への入場1回につき会計1回のみです。再入場はできないため、買い忘れがないようじっくりショップを見て回ってみてください。

展覧会概要

会期:2024年8月7日(水)~2024年11月11日(月)

会場:〒106-8558東京都港区六本木7-22-2

国立新美術館 企画展示室1E

開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)

※毎週金・土曜日は10:00~20:00(最終入館19:30)

休館日:毎週火曜日

入館料:一般2,000円、大学生1,400円、高校生1,000円、中学生以下無料

※障害者手帳を持参・提示した方と付添人1名まで無料

詳しくは公式サイトをご覧ください:https://www.nact.jp/