愛知県名古屋市中区にある名古屋市立美術館では、2024年6月29日(土)から同年9月8日(日)にかけて、特別展『生誕130年記念 北川民次展─メキシコから日本へ』を開催。北川民次氏は、静岡県出身の洋画家です。
アメリカに約7年、メキシコに約15年滞在した経験があり、主にメキシコで画家や美術教師として活動していました。日本に帰国してからも、現地で学んだことを大切にしながら創作活動を続けました。本展ではそんな北川民次氏が制作した絵画作品と、関連資料を約180点展示します。
北川民次の創作活動と生涯を振り返る展示構成
本展覧会は絵画作品約70点を含む約180点の作品・資料の展示を通して、北川民次氏の創作活動と生涯を振り返る展示構成になっています。展覧会でも特に注目の作品は、メキシコ滞在時に制作した『ロバ』や、日本への帰国後に描いた『雑草の如くⅡ』などです。
北川民次氏は日本に帰国してから、作品の制作の傍らで児童美術学校の教師としても活動していました。展示室では当時の資料や生徒の作品など、北川民次氏の教育者としての側面に関連したものも展示します。
北川民次への理解を深められる!学芸員による解説会を2回開催
名古屋市美術館では本展覧会の開催に合わせ、学芸員による解説会を2回開催します。日程は7月13日(土)と8月18日(日)、いずれも14時から開始です。専門家からの詳しい解説やウラ話を聞くことで、北川民次氏の人生や作品への理解をより深められるでしょう。所要時間は約60分、定員は180名、受け付けは当日先着順です。
展覧会概要
会期 | 2024年6月29日(土)~2024年9月8日(日) |
会場 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番25号 芸術と科学の杜・白川公園内 名古屋市美術館 |
開館時間 | 9:30~17:00 ※金曜日は20:00まで開館 ※最終入館は閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、2024年7月16日(火)、2024年8月13日(火) ※祝日の場合は開館し、翌平日を休館日とする |
入館料 | 一般1,500円、高大生900円、中学生以下無料 ※20人以上での来館で団体料金を適用 ※障がい者手帳・受給者証等を提示した方は本人と付添人2名まで半額 |
公式サイト | https://art-museum.city.nagoya.jp/ |