
人事担当者は自社にぴったり合う学生かどうか判断するために、いろいろな質問を用意している。一見多様に思える質問も根底に流れる軸は「あなたはどういう学生ですか?」につながっている。
普段の学生生活で自分軸ができていて、言動にブレがなければ改めて自己分析など必要ない。自分の本質を吐露し、それが相手企業に合うかどうか判断を委ねればいいことであるが、自分軸をもっている学生は少ない。言動にブレが大きく、言っていることと行動が伴わないケースが大半である。
「学生時代、語学研修などの新しい機会に挑戦し、無鉄砲に飛び込んできた過程において、国際人への夢は英語や外国文化の勉強のみならず、現地に行き、話し、感じなければ達成し得ないということを学んだ」などとアピールしながら、他の質問では「国際人になるという目標を持ちながらも臆病で相手を理解し得なかった自分を反省し、笑顔を忘れず相手の話をよく聞き、自分から話しかけるように努めたことで信頼関係を築くことができた」などと平然と語られると、「どちらが本当のあなたですか?」と人事担当者は頭を抱えてしまうであろう。こうした矛盾をなくすためにもしっかり、自己分析は必要である。
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